アニサキス奮闘記

アニサキスで緊急手術、入院してしまいました。仕事もある、家庭もある、でも動く身体がない!入院中でやることもないのでブログでも書いてみます。

アニサキス入院 その後

退院して1ヶ月後、退院後初の診察に行ってきた。

私の場合、堪えきれない腹痛で診療に行ったのだが、その時にはアニサキスが原因かどうかよりも、腸閉塞が進行してしまっていたため、緊急手術ということになってしまった。

このままにしておくと、更に進行してしまい、小腸の半分以上を切ることもありえるので、そうならないようにとの判断での緊急手術。
因みに小腸は一般の成人で6mほどあり、これが4mほどになると、食事制限も必要になるみたい。


医師にはアニサキスの疑いがあることを伝えていたので、その可能性も含めてお腹を開けてみると。

術後の説明によると、おそらくアニサキスが噛んだであろう小腸の一部(20㎝)を切除して、腸閉塞になっていた部分を処置したそうだ。
妻は切除した腸を見せてもらったらしいが、アニサキスが噛んだであろう箇所は口内炎のようになっていたらしい。

医師からはアニサキスで間違いないだろうけど、現物は腸の中に潜り込んでしまったのか、発見できなかったと。病理検査に出してから確定診断するとのことだった。検査の結果はアニサキスアニサキスが腸の中に潜り込んでいたそうです。手術が遅れていれば、もっと悲惨なことになっていた可能性もあったみたい。

医師からはもう普段通りに生活して構わないけど、今後、刺身とか食べるなら気を付けて下さいと。。。
刺身、気を付けるどころか食べる気になれないです。。。


それにしても、あの時、我慢し続けなくて良かった。手術や入院という代償はあったけど、我慢し続けていたら、今後の生き方に関わる問題になっていたかも...

多分、このブログ読まれてる方の中にはアニサキスかも?っていう人もいるかもしれません。
原因不明の腹痛、今まで経験のない腹痛、絞られるような腹痛、こんな症状になっていたら、我慢せず病院に行って下さい!
出来れば設備の整った病院。そして、医師には「アニサキスかも」の一言を必ず伝えて下さい。
アニサキスの多くは胃で悪さをして、腸で悪さをするケースは少ないみたいです。
この一言で医師の診察や判断も変わると思います。実際に私の場合も最初は「そりゃないでしょ!」みたいな感じでしたので。