12-23 アニサキス入院5日目
夜はやっぱりよく眠れない。
同部屋の人のイビキとか気になって仕方がない。
痛くもないのに傷が疼くような感じになったりして落ち着かない。
普段音楽とか聞かない自分がスマホで音楽を聞いてみる。イビキ断絶!スマホがあるかないかで確実に入院生活が変わると思う。
外の世界と断絶された空間で過ごしていると日時の感覚がズレてくる。よく考えると、もう12月23日。「子供達、クリスマス楽しみにしてたよな」とか、「年越しの準備何もしてないな」とか、「元気な身体があればな」…と、急に切ない気持ちになる。
祝日(土曜)ということもあり先生方の回診はなし。だから、今日と明日は点滴、ドレーンが外れるといことは望めそうもない。
今日の楽しみは、昼食から三分粥になることと会社の同僚が見舞いにきてくれること。入院しているとこうしたちょっとした変化がとても嬉しい。
お昼。
来ました!三分粥!
おぉ、固形のおかずも付いている!!
鶏の煮付け、じゃがいもの梅肉和え、春雨とキャベツのおひたし。
あぁ、食べられるって、ホントに幸せなことです。
食べ終わって、一息付いていると、これから義母が見舞いにきてくれるとラインが入る。自分が倒れ、子供がインフルエンザにかかってしまい、生活がままならないことを危惧して、わざわざ義母が地方から来てくれていた。ホントに感謝、感謝しかない。
帰る前に一度寄ってくれるというのだ。
ちょうどベッドのシーツ交換のタイミングだったので、院内の談話スペースで待っていると、義母とその横に長男(8歳)の姿が!
およそ6日ぶりの我が子の姿。8歳なりに理解はしているようで、「大丈夫?」とか「もう、魚食べないでね」とか色々気遣ってくれる。ちょっと見ないうちになんだか大人になっている。
別れ際、「パパが帰るまで、お前が家ではパパの代わりになって、ママや弟を助けてあげてね。」と約束してみた。
義母が帰ると、会社の同僚がやってきてくれた。
理由はどうあれ、いきなり人員減になってしまい、チームの皆の負担を増やすことになったので非難されるところ、わざわざ見舞いにまで来てくれるなんて… ホントに恵まれた人、環境で働けていることに改めて感謝です。
そして、今日の見舞いでは義母も同僚も本を持ってきてくれた。本、ブログ、ご飯、確実に楽しみが増えてきている。今だから出来ることを、精一杯楽しんでみるのも悪くないかもしれない。